今年6月、五反田にオープンしたSKIN LAB CLINIC五反田(スキンラボクリニック五反田)は「日々の暮らしにも、ここいちばんにも、美容のかかりつけを。」をコンセプトとするクリニック。患者様が納得して何度も通いたいと思えるクリニックを目指しています。手間と待ち時間を減らすため、B4Aのシステムを導入し、予約・問診・会計をすべてクラウド化。今回はSKIN LAB CLINIC五反田を運営する渡邉キリ子様にB4Aの導入理由や活用状況、クリニックの展望についてB4A代表の植松がインタビューしました。ー理想としているクリニックはありますか。韓国の美容皮膚科クリニックです。韓国には、施術は丁寧だけれども、混み合いすぎることなく、効率的に運営されているクリニックが多いなと感じていて、メニューも価格帯的にも当クリニックに取り入れたいと思い参考にしました。ーコンセプトを作ってからオープンまで2年ほど。この期間で変わった部分はありますか。ターゲットですね。当初は、美容医療施術の経験豊富な患者様に来て頂けるかなと想定していましたが、実際には、初めて美容医療を受けられる患者様も多いです。広告はあえて出さず、SNSを活用し集客ーキリ子さんのフォロワーはどのような方が多いのですか。Twitterのアナリティクスを見る限り、美容だけでなく、思考など日常を発信しているような方が多いと思います。コスメだけのケアだけではなく美容医療も取り入れてケアをしたいと思われている方や、30〜40代で経済的に余裕がある方が多いのかなと。ークリニックの客層の大半はキリ子さんのSNSのフォロワーですか。それとも口コミや知り合いの紹介ですか。今は、半々くらいです。最初はほぼ私自身のTwitterを見てくださっている患者様中心でした。ー広告を出さず自分のSNSで集客してるということですよね。それで1日10人程、お客さんがいらっしゃるとはすごいですね。本当にありがたいです。開院してから3か月でリピート率も2〜3割なので初回来院で終わらずに患者様にご満足して頂けているのだなと実感しています。ー開業されてまだ間もないですが、現時点でクリニックのオペレーションで上手くいっているなと思われているポイントはありますか。単独のカウンセラーを置かなかったこと、無料カウンセリングを基本的に行っていないこと、1名の施術者がじっくりと1名の患者様に向き合える仕組み作りですね。あと、支払いは現金かクレジットカードのみにしたことも現状は良い判断だったと思います。支払い方法が限られているのは強気な姿勢かなと思います。ただ「現金またはクレジットカード払いが可能な患者様」の層に絞るためには必要でした。B4Aは良くも悪くも手軽にオンラインで予約のキャンセルなどができますよね。ドタキャンの数をコントロールするためには患者様の層を絞りたいと思いその結果、ドタキャンは今のところ想定よりは少ない状況です。患者様にとって無駄なことはやらない、とことん効率化ー看護師さんは何人くらいで回されているのですか。平均すると、1日3〜4人で回しています。カウンセラーも看護師と兼務する形で配置しています。ー少人数で回すということは業務も同時にたくさんあり、大変だと思うのですが、どのように対応されているのですか。患者様にとっても、スタッフにとっても無駄なことはあまりやらないようにしています。このクリニックでしか経験がないのでわからないのですが、他のクリニックさんはどこに時間がかかっているのでしょうか。ー例えば患者様の情報管理だと、紙のカルテだと前日までにそのカルテを準備しておくとかですね。でもB4Aだと、最初からデジタルなので、そういう業務はなくなります。そうですね。役務の契約書も、オンライン契約システムを導入しているので、iPadを使って、患者様にその場で署名してもらい、印刷して渡すだけ。できる限り効率化して患者様にとってもスタッフにとっても良い状況を目指しています。ーちなみに契約の機能もB4Aから出ます!待っています。同意書の機能もあったら嬉しいです。決め手は伴走型サービスと手厚いサポートー似たようなサービスがあり、他社の提案もたくさん聞かれた中で、開業時にB4Aを選ばれた理由があれば教えて頂きたいです。一番は一緒に並走していただける感じがしたからです。こちらの要望や、マーケティングの視点、現場の視点などを親身に汲み取って頂けるなというのは強く感じました。あとは、サポートも手厚く、価格も他よりも安価でお願いしたいと思いました。ー実際に利用していただいて、キリ子さんがイメージされるクリニックにフィットしていると思うポイントはありますか。予約枠がオンタイムで出るのは、患者様にとって良いと思います。我々も、患者様の情報と予約状況が、ログインさえしておけば一通り全部見れて記録もできるので、目指したいクリニックの在り方と合っていると感じています。他社のサービスは、もう少し保険診療に適したカルテの印象が強かったです。B4Aはその点、カルテとホットペッパーの融合のような、良いとこ取りで使いやすいなと思っています。ーこのクリニックは看護師さんのスキルセットが確立されていますよね 。そうですね。ただ、まだ波があるので各スタッフ練習中です。ーB4Aのシステム上はスキルセットも登録できます。こっちの施術はできるけれどもこっちはできないなどの詳細を登録可能です。確かに、それはすごいですね。他社のサービスではできない機能ですよね。ーそうなんです!まだ看護師によって「施術Aはできるけど施術Bは不完全」といった差がある状況のため、それをB4A上でコントロールできるのは大変使いやすいです。ーありがとうございます。逆に課題感もあれば教えてください。同意書、契約書の一元管理ができたら良いなと思っています。ーかしこまりました!同意書、契約書発行の機能については近日リリース予定ですので、さらにご利用頂きやすくなるかと思います。メンズメニューに特化した店舗なども含め、今後の方向性を考えていきたいーオープンしたばかりだとは思いますが、今後の展望をお聞かせください。クリニックのみで売上を伸ばすのであれば店舗を増やす以外選択肢はないと思います。箱物なので、箱数や施術室の数に準じて売上が増えていくため、複数店舗展開前提で計画を組んでいます。ただそれだけではなく、オンラインに手を広げたり、コスメや違う活路を見出したりなど、今後の方向性については色々と考えています。ー「患者様が続けられる美容医療を提供したい」という想いから、開業されたと。そうです。実は、男性の患者様もすごくいらっしゃいます。ー五反田という土地柄もあるかもしれないですね。おそらくあると思います。加えて、今までは勇気が出なかったけれども、Twitterを見て行ってみようと思って頂けた方もいらっしゃるかもしれません。当クリニックは患者様の2割程が男性です。男性の美容医療ニーズも増えているので男性向けにコンセプトを切り出すとかはあるかもしれないです。ー男性専用の美容クリニックもありますよね。脱毛など既存の男性に人気な施術に加えてAGAのメニューを取り入れたりするのもありかも!と思っていて、色々考えているところです。ーありがとうございます。日々の運用の中での感想や課題点があれば気兼ねなくおっしゃってください。スキンラボクリニック五反田さんの成功に少しでもお力添えできるよう、努めて参ります。本日はありがとうございました!