昨年10月にオープンしたルートレディースAGAクリニックは、女性の薄毛を深く理解した毛髪専門医・日本毛髪科学協会毛髪診断士が在籍し「薄毛で悩む全ての女性の悩みを解消したい」という思いで、スタッフ一丸となって治療に取り組んでいます。今回は院長の清水 弘太郎様へB4A導入後の変化や感じられている利点についてお伺いしました。ーまずはご経歴と、開業に至るまでの経緯をお伺いします。形成外科と麻酔科を経た後、大手のAGAクリニック2社で勤務しました。昨年10月に、そこで培った知見を生かして自分でクリニックをやってみたいと思い、開院に至りました。産後で髪が薄くなってしまった方や、最近外出する機会が多いけど髪の毛に自信がないというお悩みを持つ女性の気持ちを前向きにできるよう、信頼関係を大切に治療を行っています。フレキシブルな対応に魅力を感じてB4A導入を決断ーB4Aを導入いただいた背景を教えてください。以前から契約書や同意書など大量の紙の書類を整理する作業がかなりストレスになっていて、自分がクリニックを作ったら絶対電子カルテにしたいと思っていました。実際に電子カルテを使用してみて、「あのカルテはどこに行ったんだ?」という様なことが無くなりストレスフリーになりました。紙カルテを入れる為の棚を大量に確保する必要がない点も助かっています。ーカルテの電子化がツール導入の主目的ということだったのですね。それに付随して予約システム等も一括になっているB4Aが便利そうだと考えてご採択いただけたのでしょうか。そうです。これまで在籍していたクリニックのひとつで、予約やカルテのシステムがバラバラになっている事に対してスタッフが大変だとぼやいていたことがあったんです。それを覚えていたのと、「オールインワンのシステムを試してみたい」と興味本位的なところもありましたね。何社かクリニック向けSaaSを比較していたのですが、B4Aを選んだ大きな理由の一つは機能に対してのリーズナブルな価格ですね。二つ目はエンジニアの対応が速いところです。要望実現に向けてのミーティング開催の頻度が高く、システム改修も速いと担当の方が仰っていた事がB4Aを選んだ決め手でした。ーありがとうございます。もちろんB4Aは開発力に自信があるのですが、機能改善スピード等は実際に使ってみないとわからないと思いますし、他社でも同じようなことを言われたのではないかと思います。そのような中、B4Aを信じていただけたポイントは何だったのでしょうか。窓口になっている方の対応から柔軟性の高さを感じた点です。AGAの分野で電子カルテを入れているクリニックはまだ多くなく、ある種試験的な導入だったので、柔軟に対応していただけないとどうしようもないなと思っていたんです。ここはもう完全に感覚になるのですが、B4Aは大手特有の「身動きが取れない感じ」が少ないように思いましたね。事前問診や経営レポート機能の活用で、オペレーション負荷が減少ー実際にお使いいただいて、想定していなかったけれども意外と便利だったという部分はありますか。事前問診票の機能がかなり良いです。AGAの問診には多種多様な質問があります。クリニックに来てから全ての問診を記入していただき、それを読み込んで対応するとなるとかなりの時間を要してしまうんです。事前問診票のおかげでどういった患者様なのか事前にイメージを膨らませてから対応することが可能になり、やりとりをショートカットできているのを実感しています。事前問診票の導入時は、AGAという診療科目ならではのセンシティブな質問項目にきちんと回答していただけるだろうか?という不安もありましたが、実際はほとんどの方がむしろ詳細に回答してくださっており安心しました。ー経営の視点からはいかがでしょうか。GTM(Googleタグマネージャー)でWEB広告のコンバージョン計測などの経営分析ができるところが良いと思います。まだ使いこなせていない部分もあるので、今後どんどん使っていきたいですね。今まで他のツールからデータを引っ張ってきて手動で記録しまとめていたものをB4Aのレポート画面でまとめて見れる点も、経営分析をする上で助かっています。ー逆に、これから実装を希望される機能はありますか。WEB予約の際、会員登録を必須にするかどうかを選べるようになると嬉しいなと思います。Meta広告を確認していて、WEB予約を20件くらいタップしているけれど、予約完了まで到達した件数が0の日があったんです。そういうのを見ていると、会員登録するまでもないかと思ってページを閉じてしまうとか、誕生日を入力するのに抵抗があるといった理由で予約に繋がらないことがあるんじゃないかなと思います。MAツールとしての使いやすさ、CVRの改善などを重視される経営者チックな先生も多いと思うので、もう少しクリニックによって会員登録の有無や、記入項目のカスタマイズができると良いのかなと思います。ーありがとうございます。いただいたご意見を元に議論を進めている所です。今後リリース予定がございますので是非ご期待ください(※編集注:会員登録無しでの予約を可能にする機能はインタビュー後にリリースされました)。最後に、電子カルテの導入を迷われている方にプッシュするとしたら、特にどういった点をすすめていただくかお聞きしたいです。紙カルテにも診察しながら走り書きできるのが便利といったメリットがあると思うのですが、長期的なクリニック管理という視点で考えると断然電子の方が良いとおすすめします。例えば紙だと、同姓同名の方でカルテを間違えてしまった時に検索して確認するといったことは全くできません。管理においては不便な点が多いですよね。ー紙のほうが扱いやすいから好きだという先生もいらっしゃいますが、まさに仰る通りだと思います!本日はお忙しい中ご対応いただき、誠にありがとうございました。今後もいただいたご意見を元に開発を進めて参りますので、引き続きよろしくお願いいたします!